2013年05月04日

憲法九条は自衛軍の保持・核兵器の保持を支持している

急進的改革を拒否し伝統的秩序・慣習を守りながら漸進的改善を行うのが保守である。保守の立場に立って言うなら、憲法は変えてはならない。

「第九条 1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2  前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」

「前項の目的を達するため」という文を入れたのは、芦田均である。これによって、憲法上自衛のための軍隊を持つことが可能になったのである。憲法九条が否定したのは、侵略のための軍隊の保持であって、自衛のための軍隊の保持ではない。憲法九条を変える必要はないのである。

また、日本は核を持ったテロ国家に囲まれている事、核戦争を防ぐには抑止力としての核兵器を持つ以外に方法がない事から、抑止力としての核兵器を持つことも憲法九条によって積極的に支持されることは言うまでもない。

日本に住む日本人を拉致することは、日本に対する侵略行為である。すでに日本は侵略されているのだ。北朝鮮が核を持っている以上、北朝鮮による侵略に対抗し日本を守り拉致被害者を奪還するためには、抑止力としての核兵器を持つ以外にない。銃を突き付けてくる相手には、こちらも銃を突きつけて、「話せばわかる」と諭し話し合いに持ち込む。核を持った相手には、こちらも核を持ち、「話せばわかる」と諭し話し合いに持ち込む。これが真の平和主義なのだ。

広島・長崎以降、実戦で核兵器が使われたことがなかったのは、抑止力としての核兵器が存在したからである。これはすでに歴史が証明した。経験・歴史の裏付けがない非現実な理念・妄想に従うのではなく、経験・歴史によって裏づけられた真理に従うのが保守の立場である。

平和憲法を守れと言うことは、すなわち抑止力としての核を持てと言うことなのである。

保守主義とは何か?については、次回に続く。
タグ:保守
posted by 望 at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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