2000年6月から8月にかけて、下関市にある、安部晋三の後援会事務所や自宅などに、計5回にわたって、火炎瓶が投げ込まれた。
安倍晋三の自宅では数台の乗用車が全半焼する被害も発生した。
近隣の結婚式場にも誤って火炎瓶が投げ込まれた。
2003年11月に、福岡県警と山口県警が下関のブローカー小山佐市と、北九州市の指定暴力団・工藤会系高野組の組長ら6人を非現住建造物等放火未遂容疑などで逮捕した。
小山は、安倍事務所や地元有力企業などに幅広い人脈を持ち、市内の再開発事業にからむ土地買い占めなどで暗躍していた。
小山は1999年4月に行われた下関市長選で安倍直系の現市長・江島潔の陣営に選挙協力したにもかかわらず、安倍サイドから約束の報酬を得られなかったとして反発し、高野組に依頼して火炎瓶を投げさせたのだという。
山口県下関市で2000年、安倍官房長官の自宅や後援会事務所などに火炎瓶が投げ込まれた事件で、非現住建造物等放火未遂などの罪に問われた指定暴力団工藤会系の元組員地蔵原知哉被告(27)に対する論告求刑公判が12日、福岡地裁小倉支部であった。
検察は地蔵原被告に懲役10年を求刑。
犯行の経緯について、99年の下関市長選の際、安倍氏が推した候補を支援した土地ブローカーに対し、当時の安倍氏秘書が300万円を工面したが、ブローカーはさらに安倍氏本人に金を要求。
安倍氏が応じなかったため、暴力団と共謀して報復したと述べた。
論告で検察は、土地ブローカーの小山佐市被告(68)が
「安倍議員の地元秘書佐伯伸之氏(現・下関市議)と交際していた」としたうえで、
「市長選で安倍議員が支持する候補者を支援して当選に寄与したとして、
佐伯秘書に対し、絵画の買い取り名下に現金500万円の支払いを要求し、300万円を工面させた」と指摘。
その後も「安倍議員に面会して金員を要求したが拒絶されたため恨みを抱いた」と述べ、
親交があった工藤会系組長の高野基被告(56)=同=と共謀して犯行に及んだと主張した。
佐伯氏は工面した300万円について「公判中なのでコメントできない」、
下関市の安倍事務所は「公判の中身を確認できないので、コメントは差し控えたい」と話している。
起訴状によると、地蔵原被告は高野被告らと共謀。2000年6月から8月にかけて5回にわたり、
下関市の安倍氏宅の車庫付き倉庫や後援会事務所などに火炎瓶を投げ、駐車中の乗用車を燃やすなどした。
地蔵原被告は捜査段階では容疑を認めていたが、法廷では起訴事実を否認している。
共同通信社会部の取材チームは、この事件の全容を突き止めたという。
「取材陣によると、安倍晋三の秘書だった佐伯伸之(現下関市議)が、小山に
対し、下関市長選での対立候補を中傷する文書をまくことを指示した。
佐伯はビラの元となった週刊誌の中傷記事を小山に見せた事と、小山に300万円を渡したことを認めたという。
取材チームは福岡拘置所に勾留中の小山に接見し、佐伯から依頼を受けて中傷文書をまいたことを認める証言を得た。
また、安倍地元事務所の筆頭秘書と小山の間で交わされた念書の存在も突き止めた。
この念書は、下関市内の開発事業に特定業者を入れないことを約束する内容で、筆頭秘書は取材陣に念書にサインしたことを認めた。」
以上、月刊「現代」2006年12月号「共同通信が握りつぶした安倍スキャンダル」魚住昭・青木理より。
http://www.asyura2.com/07/senkyo33/msg/1005.html
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20070425/1177516282
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20070425/1177522492
ラベル:暴力団

