2008年04月28日

日本の一人当たり道路面積は一人当たり農地面積より広い 農地を潰して道路を作る基地外

日本の食糧自給率は、昭和40年に、73%であったと言う。では、その当時の人口はどのくらいだったのかというと、9800万人であった。単純に計算して、この当時でも、日本が養える人口は、7000万人であったことがわかる。

食糧自給率は、カロリーベースで、一人いくらカロリーが必要で、今、どのくらいのカロリーを生産しているか、が分かれば、出せる。それと、日本で、休耕地を含めて、農地として利用可能な土地の面積と単位面積あたりの収量を計算すれば、どの程度、自給可能かが分かる。

食糧自給率のうち、家畜の飼料は、輸入に頼っているので、肉類は自給率に入れないほうが良い。化学肥料の原料も輸入しているし、農林水産業に必要な石油も輸入しているしと。。それを言うときりがないのだが。。

農水省によると、食糧を自給に頼った場合、日本が養える人口の限界は、7000万人だと言う。(全部、農水省の統計だから、当たり前かもしれないが、農水省の話を聞く前から、当ブログは、戦前の人口が最大で、7000万人だったという話から、7000万人と言う数字を割り出していた。)

7000万人までは、自給できるが、後は、海外から食糧を買わないと、餓死してしまうと言う。

道路を作り過ぎて、農地面積が減ったという農水省の主張は、当ブログの以前からの主張に一致する。しかし、農道は農水省ではなかったのか。アスファルトで舗装された広い農道が必要なのか、とも思う。

「日本の道路の長さの総合計は118万3千km、内舗装道路は92万5千km、高速道路は6,946kmだ。これを人口一人当たりで見ると、一人当たりの道路は9.28m(舗装道路は7.3m)、高速道路は0.055mとなる。また国土面積と道路の割合を見ると3.15(km/ku)となる。」

「耕地面積はこの40年間で約110万ha拡張しましたが、
反対にかい廃が約240万haあり、約130万haの減少。約2割の農地がなくなりました。
日本の国土面積に占める農地の割合は12.8%(2002年)」

日本の農地面積は、一人当たり366u。

一人当たりの道路の長さは、9.28m。

面積と長さを直接比較する事はできないが、大体の比較ならできる。道路の横の長さ、広さ、幅が大体分かれば、道路面積が出せる。

道路の広さ横幅は、かなり異なる。それと、道路そのものより、道路のために使用している土地は、道路と同じくらいか、道路より広い場合がある。道路の周りが、土手になっていて、道路が崩れないようにしてあったり、歩道や道路の周りにあって道路を支えている土地を含めるとかなりの広さ、横幅になる。

実際、個々の道路の広さ、横幅と、道路のために使用している土地が、どのくらいになるのか分からないが、道路のために使用している土地を含めた道路の広さ、横幅を平均20mくらいと仮定して、計算すると、一人当たり道路面積は、185.6平方メートル。30mくらいと仮定して、計算すると、278平方メートル。40mと仮定すると、371平方メートルになる。日本の農地面積は、一人当たり、366平方メートルである。

日本の一人当たり道路面積は、一人当たり農地面積と同じくらいか、農地面積より、広いのだ。道路を作りすぎて、農地面積が減ったと言う農水省の言葉は、ウソではないのである。

最低でも、道路と道路のために使用している、土地は、平均で横幅20m以上あるだろう。日本の一人当たり道路面積は、少なく見積もっても、一人当たり農地面積の半分以上はあるのである。

今でも、田畑を潰して、道路を作る事が行われており、計画も進行中である。

確かに、東京など、(元々農地も休耕地も無い)都市の渋滞を解消するための鉄道や道路整備は必要かもしれない。そこまで否定しないが、農地や休耕地などを潰して、地方に道路を作れば、数年後の餓死者の数を増やす結果になる。

小沢が、食糧自給率を60%にするとか、100%にするとかいっているが、55%が限界なのである。選挙前の人気取り発言に過ぎない。

国が破産したら、外国から食糧を買うことも出来なくなる。民主党も自民党も、国が破産すると分かっていながら、対策など何も持っていないのである。日銀による国債買いや通貨発行策などを唱える人は、一部にいても、実行できる政治家はいない。民主党は、「もう、どうにもならない」と認めているが、民主党は、国が破産したら、一人当たり、毎月7万円の生活費を保証するといっているだけ、まだましである。食料がないから、食えないが、それで税金でも払えば良い。

政権交代しても、国は破産するのである。もはや、どの党が、どの選挙区で、勝とうが負けようが、関係ない。

公務員が、自分達だけは、生き残ろうと、食糧を独占しないように、注意しなければならない。

男女共同参画センター「すてっぷ」の建設費が、50億円である。その他のフェミ関連の箱物も多い。フェミニストは、国が破産したら、まっ先に餓死する覚悟はあるのだろうか。道路建設だけではなく、箱物建設も、借金を増やしたのである。

http://wanderer.exblog.jp/3620635/

http://www.kanbou.maff.go.jp/www/jikyu/report15/h15text2_2.pdf

http://musouan-no-sakura.blog.ocn.ne.jp/musouan/2007/12/post_b271.html

http://www.h2.dion.ne.jp/~sr-agri/nou/koureika1.htm

http://kitanotabibito.blog.ocn.ne.jp/kinyuu/2008/04/post_decf.html
http://www.kanbou.maff.go.jp/www/jikyu/report15/h15text2_2.pdf

http://www.maff.go.jp/jikyuuritsu/kuwashiku2.html

http://wp.cao.go.jp/zenbun/kokuseishin/spc08/houkoku_a/spc08-houkoku_a2-II.html

ついでに、杉の木ばかり植えるようになったのも、戦後の事である。

http://web-mcb.agr.ehime-u.ac.jp/gmo1/orig_article/050316-01%20food.htm

ここに、道路面積があるが、これで計算すると、一人当たりの道路の長さ、9.28mと矛盾する結果が出る。道路に農道も含まれるのかどうかでも、だいぶ違うし、道路だけの面積ではなく、道路のために使用されている、歩道も含めた、道路周辺の土地の面積も計算に入れないといけない。いずれも、農地として利用できないからである。

http://www.road.or.jp/dl/pdf/stat_2005.pdf
posted by 望 at 22:27| Comment(5) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。早雲様のところから着ました.農林水産就業人口が今何%なのか定かではありませんが、現実30代〜40代の方はほとんど見受けられません。ここ東北の田舎で派、60代〜80代のかたがたが細々と耕しているのがやっとです。北上山系も、杉の木ばかりが生い茂り、それは朽ち果てるのを待つだけといった感さえあります。杉の木は海にも、田畑にも、良い影響はもたらしません。しかし国では何の対策もせず、今日まで着ました。私が子供の頃(50年前)はワラビなど沢山の山菜、きのこが取れていたのですが、杉の木が大きくなるにつれまったく、姿を消してしまいました。杉の葉は、植物にガイを与えると、植物学者が言ってますし、海のプランクトンにも影響が出ているとの事で、個人で広葉樹を植林している人がいます。どこもかしこも、杉の木と荒れた畑が目立ちます。食糧危機とは、実際に現実に起きないと、ダメなのでしょうかね?。国民に知らせない政府と役人の陰謀にさえ思われてきます。
Posted by  農婦 at 2008年05月05日 10:47
農婦さん。杉の木が、害になることや、山菜やきのこが減るということは、始めて知りました。

コメント有難うございます。

杉の木は、昔から植えられているように思っていたのですが、戦後のことなのですね。

農家戸数等は下に書いてあります。農業をやる人も農地も減っています。

http://www.maff.go.jp/www/info/shihyo/ichiran.html

休耕地は増えていますね。農業従事者が高齢化して、後継者がいないのが、問題ですね。農業だけで生活していくのは、難しいからだと思います。

今の日本は、格差が開いたとはいえ、まだ豊かなほうです。でも、実態は、借金は多く破産寸前ですし、食糧も資源も外国に依存している状態です。借金は、日銀が国債を買いきったりしても、食糧は、簡単には手に入りません。

国が破産しなくとも、中国やインドが食糧を輸入するようになれば、長期的に見て、食糧は不足する、そうです。そして、長期的に見ても、食料品の価格は、上昇するそうです。(ネスレの社長だか会長だかの人が言っていました)

食糧も資源も簡単に手に入る物では無くなりつつあります。

政治家は、知っていても、国民には知らせないようにしています。言っても、信用しない国民が多いという面もあると思います。

食糧難などは、戦後の高度成長以降、無かったことですから。






Posted by 望 at 2008年05月05日 16:28
道路と農地・・ なるほどと眺めています 先ほどに下記の投稿を目にしました 実行策としては現実的に思えます


道路特定予算59兆円を半減させます。すると30兆円です。これを地方財政に配分します。10年30兆円、年間3兆円です。これを老人医療費、そして田舎の里山保護のために、里山農家継承実習生、月額15万円補助で、里山のみならず、高齢過疎農業地域に若い後継者を研修で派遣する政策です。地方の医療財源として1兆円、これで後期高齢者の負担はゼロです。残り2兆円、月額一人15万円は年間180万円、100万人の農業後継者養成費になります。

もう東北の農村は待てません。農業従事者の平均年齢は70歳に達しています。もう5年か10年しか、日本農業の卓越した技術を次代に継承する時間が有りません。これを緊急の弱者対策、農業再生、地方医療の死守ということで、本欄に集まる皆さんと力を合わせて、小沢一郎に実行を迫りましょう。

http://www.kyudan.com/cgi-bin/mb/mb.cgi#3801
Posted by 流浪の民の乱 at 2008年05月07日 07:37
流浪の民の乱さん。

情報ありがとうございます。道路財源から、月15万円を農業の後継者の養成に充てるのですね。

地方は、生活費が、都会ほどかからないため、都会のネットカフェ難民など、地方で農業に従事したほうが、暮らしは良くなると思います。

農村には、よそ者を排除するような傾向があると聞きますが、もうそんな傾向は無くなっています。

農業従事者が、高齢化して、担い手がいないなら、食糧自給率は低下する一方ですね。



Posted by 望 at 2008年05月09日 23:10
「。。。この農業後継者を嫌がる馬鹿息子に代わって、農業を志望する若者がいたら、土地を取り上げても、この有為の若者に土地を譲れという意見も私はもっています。

今、私の同級生は休耕で荒れた農地の再生事業に私財を投げ打って取り組んでいます。その動機は、乳がんで亡くなった彼の奥さんが死ぬまで願っていた故郷へ帰る思いのためだというのです。

彼は今年、2ヘクタールの野菜生産が可能な農地を作りました。大量生産したい。遺伝子組み換えで。しかし馬鹿政府は市民運動の反対が怖いから承認できないというのです。それと時給1000円は払えるが、年金、健康保険は払えないから、労働力を十分に確保できないので、生産量は年寄りの力仕事の限界量だというのです。ここに20代、30代の労働力が二人でも三人でもいてくれると、天国のような農作業になるのです。

基本給の10万円と社会保険は払います。だけど15万円、彼らの生活を支えるお金はどうしても払えないのです。。。。」

農業をやる気がなく、土地を売った金で、ベンツを買っているような人から、農地を取上げて、農業を志望するやる気のある人に譲るほうが良いですね。

元々、彼らの土地は、戦後、GHQの農地解放で、地主からただでもらったものですから。
 
Posted by 望 at 2008年05月10日 13:41
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/95009616
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック