http://jp.reuters.com/article/vcJPboj/idJPTYEA3803Z20140409
>日銀は9日、2013年度決算で当期剰余金の20%を法定準備金に積み立てることができるよう、財務相に申請したと発表した。昨年4月の異次元緩和導入で日銀のバランスシートが急拡大する中で、財務の健全性を確保する。
日銀法では積立額を剰余金の5%相当額と義務づけており、13年度決算では、これを大幅に上回る額を積み立てる。過去にも2010年度決算で財務相の認可を得て15%に引き上げているが、20%を繰り入れるのは新日銀法下では初めて。
昨年4月に導入した異次元緩和は、長期国債や相対的にリスクが高いETF(上場投資信託)の保有額を2年間で2倍に拡大する大規模なもので、この結果、日銀のバランスシートは昨年3月末の164兆円から今年4月末には246兆円に急拡大している。銀行券の発行残高を分母とする自己資本比率も、日銀が望ましいとする8%を割り込んだ水準で推移しており、日銀では、異次元緩和の推進を踏まえて「日本銀行の財務と収益の状況を総合的に勘案し、20%を積み立てる方針を決定した」(政策委員会室)としている。
日銀当座預金は法定準備金と余剰資金からなっていて、日銀は余剰資金の20%を法定準備金として積み立てる。法定準備金はいざという時の引き出しに備えて、金融機関が日銀に積み立てて置くお金で、銀行は、このお金を貸し出す事が出来ないから、当面は市場に流れないお金。法定準備金率を引き上げると、金融引き締めにもなる。元々企業への融資は緩和した割には増えていなかった。金融緩和が実体経済に与えた影響は、殆ど無かった。ただ株価に対する引き締め効果はあるかもしれない。
とりあえず日銀のバランスシートをまともにして置こうということか。
消費税には物価を押し下げる効果はあるので、継続的に物価が2%上昇する事はなさそうに思われる。
http://jp.reuters.com/article/vcJPboj/idJPKBN0DP0E220140509?fb_action_ids=394721844000585&fb_action_types=og.recommends&fb_source=aggregation&fb_aggregation_id=288381481237582
>連休明けの日本株は、大幅安となっている。4月米雇用統計が強ければ、米株高とドル高・円安で日本株にもプラスとの見方もあったが、当てが外れた格好だ。非農業部門雇用者数は増加したものの、賃金の上昇が伴わないなど米雇用環境に弱さもみられたほか、ウクライナやタイの情勢が緊迫化し、グローバル投資家の間でリスク回避の動きが強まっている。
>日本株には割安感に注目するような買いは入らなくなっており、ズルズルと下値を切り下げている。日経平均の予想株価収益率(PER)は13倍台まで低下してきてるが、押し目買いは鈍い。
その背景には、日本独自の買い材料が乏しくなっていることがある。日銀の追加緩和期待は後退。法人税減税や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の株式購入枠拡大には期待が残っているものの、話題になって久しく「よほどサプライズがなければ、市場の反応は、短期間に終わってしまう可能性がある」(国内投信)という。
インベストラスト代表取締役の福永博之氏は「買い材料が乏しくなり、世界の株との相対感で、これ以上、日本株の組み入れ比率を引き上げる必要があるのか、というムードが海外投資家の間で広がっているのだろう。6月の成長戦略でよほどインパクトのある政策が出なければ、利益確定売りの対象になりやすい状態はしばらく続きそうだ」と述べている
日本株には割安感も出ているが、下値を買う動きは乏しい。
http://jp.reuters.com/article/vcJPboj/idJPKBN0DN06N20140507
政府が年金の積立金を使って株価を買い支えようとしても、日銀は引き締めに向かうかもしれない。

